ローン基礎知識

団体信用生命保険(団信)  万一の時も家族に家が残せる保険

団信とは、住宅ローンに付帯している生命保険の事。
ローン契約者の死亡や高度障害などでローン返済が不能となったとき、残りの返済が免除される仕組みです。
ほとんどの場合、金利に保険料が含まれ、別途負担はありません。
金利を上乗せすることで重い病気の際に保険金が出る特約を付けられるケースもあります。


金利の種類は大きく分けて3タイプ リスクの許容度などで選択

住宅ローンの金利は、固定型、固定期間選択型、変動型の3タイプに分類できます。
一般的に金利は、変動型が最も低く、固定される期間が長くなるほど高くなる傾向にあります。
どの金利タイプを選ぶかは、金利変動による支払額上昇への許容度や数年先の働き方、ライフプランなどで総合的に判断しましょう




固定型… 完済まで金利、返済額とも一定。将来の見通しが立てやすい。金利は3つの中でも最も高め。

固定期間選択型… 当初一定期間の金利、返済額を固定。固定期間終了後は変動型や固定期間選択型を改めて選ぶ。

変動型… 金利は半年ごと、返済額は5年ごとに見直される、金利上昇に対応できる余裕をもった借り方が必要。





ペアローン… 2人でそれぞれローンを契約   夫 債務者かつ妻の連帯保証人  妻 債務者かつ夫の連帯保証人

     同一物件に対して、夫婦で借入額を分け、それぞれローンを契約。個々の返済額を明確にしたい夫婦に向く。


メリット   ・単独で借りるよりも借入額を増やせる       デメリット   ・2本分のローン事務手数料や諸費用がかかる
      ・夫婦間の責任割合が明確になる                 ・一方が払えない場合はもう一方が負担
      ・夫婦それぞれが住宅ローン控除を受けられる         ・ローンの返済中に収入がなくなるとその分の住宅ローン控除は受けられなくなる



連帯債務… 夫婦の収入を合算し1本のローンを契約  夫 主債務者   妻 連帯債務者

        収入合算で1つのローンを契約し、夫婦がお互い全額の返済義務を負う。
        夫婦ともに持ち分が欲しい場合向き。


メリット   ・収入を合算することで借入額を増やせる          デメリット   ・連帯債務型を扱う金融機関が少ない
      (合算の上限は金融機関によって異なる)
 
  ・ローン契約の諸費用を抑えながら夫婦共に住宅控除を受けられる    ・多くの金融機関ではローン控除が1人分しか受けられない
  ・住宅金融支援機構フラット35は夫婦連生団信への加入が可能     ・連帯債務型を扱う金融機関が少ない





単独ローン… 1人の収入で1本のローンを契約
  
         夫婦のどちらか1人が住宅ローンを契約する。借入額が少ないなど1人の収入で返済を賄える世帯向き


メリット   ・ローンを借りた人が返済途中で死亡や高度障害に陥った場合、団信で残りのローンが清算される
      (配偶者に収入があっても返済を代行する必要がない)

      ・夫が単独で組んでいる場合、妻が出産や育児で退職、収入ダウンとなっても返済に与える影響が少ない


デメリット  ・ペアローンや連帯債務に比べ借入額が少ない
      ・ ローンは夫が単独で借りているが、生活費や実際の返済には妻も協力しているという場合でも
        住宅ローン控除が受けられるのはローンを借りている夫だけ